〈中東〉の考え方
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"パレスチナ問題、イランのゆくえ、イスラーム主義、インターネットなどメディアの影響……。「中東」と呼ばれる地域のニュースは、背景が複雑で理解しにくいと言われます。著者も、大学での授業や、一般向けの講演などを通して、その困難さを感じてきました。なんとか「手がかり」となる本ができないか……。本書は、これらのさまざまな問題を、国際政治と現代史の枠組みのなかで理解することを狙いとした新書です。【著者紹介】酒井啓子(さかい・けいこ)1959年生まれ。東京大学教養学部教養学科(国際関係論)卒業後、アジア経済研究所に勤務。24年間の同研究所在任中に、英国ダーラム大学(中東イスラーム研究センター)で修士号取得。1986 89年、在イラク日本大使館に専門調査員として出向。2005年より、東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。専攻はイラク政治史、現代中東政治。おもな著書に『イラクとアメリカ』(岩波新書、アジア・太平洋賞大賞受賞)、『イラク 戦争と占領』『イラクは食べる』(ともに岩波新書)、「フセイン・イラク政権の支配構造」(岩波書店)など。【目次】第1章 石油の海に浮かぶ国々大英帝国の遺産「湾岸首長国」/サウディアラビアの登場/石油の国々第2章 パレスチナ問題とは何か中東の人々のアイデンティティーを考える/パレスチナ問題をふりかえる/アメリカはパレスチナ問題にどのように関わってきたか第3章 冷戦という時代があったアメリカとソ連の時代/北辺防衛のための国々?トルコ、イラン/アフガニスタン侵攻/メリカの一極集中時代へ第4章 イランとイスラーム主義?イスラームを掲げる人々イランで実現した「イスラーム共和制」/「革命」政権の変質/「民主化が進むとイスラーム主義が強まる」のはなぜか?第5章 メディアとアイデンティティーアラビア語衛星放送「アルジャジーラ」の影響力/ネット空間/イスラーム銀行とスカーフ"...
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